【文献名】
著者名:Tsuguya Fukui.
文献タイトル:The Ecology of Medical Care in Japan
雑誌名・書籍名:JMAJ 48(4):163-167
発行年:2005
【開催日】
2012年10月10日
【文献名】
著者名:Gerber Y.et al.
文献タイトル:Smoking reduction at midlife and lifetime mortality risk in men a prospective cohort study.
雑誌名・書籍名:Am J Epidemiol.
発行年:2012 May 15;175(10):1006-12.
【要約】
<Background>
Previous studies have not shown a survival advantage for smoking reduction. The authors assessed survival and life expectancy according to changes in smoking intensity in a cohort of Israeli working men.
<Methods>
Baseline smokers recruited in 1963 were reassessed in 1965 (n = 4,633; mean age, 51 years). Smoking behavior was self-reported (5 status : never smoker / past smoker / 1-10 / 11-20 / more than 20 cigarettes per days) respectively. They were followed up prospectively for mortality through 2005. Smoking intensity at both time points was self-reported and categorized as none, 1-10, 11-20, and ≥21 cigarettes per day.
<Results>
Change between smoking categories was noted, and participants were classified as increased (8%), maintained (65%), reduced (17%), or quit (10%) smoking (Table 1). During a median follow-up of 26 (quartiles 1-3: 16-35) years, 87% of participants died. Changes in intensity were associated with survival. In multivariable-adjusted models, the hazard ratios for mortality were 1.14 (95% confidence interval (CI): 0.99, 1.32) among increasers, 0.85 (95% CI: 0.77, 0.95) among reducers, and 0.78 (95% CI: 0.69, 0.89) among quitters, compared with maintainers (Table 3). Inversely, the adjusted odds ratios of surviving to age 80 years were 0.77 (95% CI: 0.60, 0.98), 1.22 (95% CI: 1.01, 1.47), and 1.33 (95% CI: 1.07, 1.66), respectively. The survival benefit associated with smoking reduction was mostly evident among heavy smokers and for cardiovascular disease mortality.
<Conclusion>
These results suggest that decreasing smoking intensity should be considered as a risk-reduction strategy for heavy smokers who cannot quit abruptly.
<Limitation>
・No information is available on smoking habits throughout follow-up.
・There was more factors that should adjusted detail. For example dietary and physical activity patterns.
・This study is a male-only cohort.
【開催日】
2012年8月29日
【文献名】
著者名:Trisha Greenhalgh
文献タイトル:PRIMARY HEALTH CARE -theory and practice-(BMJ books).
雑誌名・書籍名:Blackwell Publishing. P23-56
発行年:2007.
【要約】
Two medical disciplines are very important to effective practice
1 Biomedical science (anatomy, physiology, pathology, cardiology, pharmacology and so on)
2 Epidemiology (the study of disease patterns in populations and interventions to change these)
However, these medical sciences would give us a narrow and incomplete view of primary care.
This chapter covers six additional disciplines that underpin an academic perspectives on primary care.
1 Psychology
The scientific study of mind and behavior. There are broad scope of knowledge…
Ex: Cognitive – , Social – , Development- , Educational-…
2 Sociology
The study of human society and the relationship between its members.
Peter Berger says that Sociology is to discover many layers of meaning.
Ex: Sick role, Professional role, Medical Uncertainty …
3 Anthropology(人類学)
The study of human.
a Structuralist -:
To discover what universal principles of the human mind underlie each culture.
Ex. Claude Levi-Strauss (1st researcher about Family Structure)
Ferdinand de Saussure (Famous Linguist, to discover the unconscious rules and principles embedded within a language 『肩が凝る』)
b Post- Structuralist- :
Anthropology developed out of structuralism, that are closely to the work of Pierre Bourdieu.
Symbolic capital as a crucial source of power.
c Symbolic -:
To analyze symbols (image, courtesy, idol/icon) meaning in culture system.
Ex: Mary Douglas (Purity and Danger : What is defined “Dirty” in different societies )
『こんにゃくゼリー choked risk is lower than rice cake, but more “dirty” in Japan』
4 Literary Theory
Theory of literature and literacy criticism.
Ex: Patient Story, Voice of Medicine/ Voice of Human World.
5 Philosophy, including epistemology(認識論)
a Epistemology :the study of valid forms of knowledge.
Ex : Scepticism(懐疑論), Rationalism, Empiricism, Objectivism, Relativism…
b Moral philosophy : the study of moral value of human behavior.
Ex: Consequentialism(結果主義), Deontology(義務的倫理学), Virtue ethics, Emotivism
c Rhetoric and logic : the study of persuasion.
Ex:
6 Pedagogy (= Learning Theory)
a Experimental learning theory
b Social learning theory
c Social development theory
【開催日】
2012年9月5日
【文献名】
文献タイトル:Effective Analgesia Using Physical Interventions for Infant Immunizations.
雑誌名・書籍名:Pediatrics vol.129 No.5, , pp.815-822
発行年:May1, 2012
【要約】
<研究の種類>
プロスペクティブな、ランダム化、一部盲検化された研究
<文献のPECO>
P:ワクチン接種にきた2ヶ月および4か月の健康な乳児
Inclusion criteria:出生時の妊娠週数が32-42週で、出生後20週未満
Exclusion criteria:ワクチン接種前4時間以内にアセトアミノフェンかイブプロフェンが投与された、神経障害を持っている、遺伝子異常がある、接種時に熱のあるなしにかかわらず中等度から重度の疾患を持つ、以前にワクチン接種でアナフィラキシーを起こした、あるいは以前に2ヶ月の時点でこの研究に参加したことがある(4カ月児)
E/C:以下の4グループに分けて比較
Group1.2mlの水をワクチン接種2分前に飲ませて、接種後に保護者があやす(コントロールグループ)
Group2.24%蔗糖液2mlを接種2分前に飲ませて、接種後に保護者があやす(蔗糖グループ)
Group3.2mlの水をワクチン接種2分前に飲ませて、接種後に研究者が5S’sを使用した身体的介入を行う(身体的介入グループ)
Group4.24%蔗糖液2mlを接種2分前に飲ませて、接種後に研究者が5S’sを使用した身体的介入を行う(蔗糖&身体的介入グループ)
O:Modified Riley Pain Score (Table1)を使って、時間経過にともなう乳児の痛みを各群で比較
接種後120秒全体にわたるModified Riley Pain Scoreの平均値を各群で比較
時間経過にともなう泣いている乳児の割合を各群で比較
・5S’sについて
*この研究においては3名の小児科研修医にて行われた
swadding:布でくるむ
side/stomach pasition:側臥位
shushing:シッ(静かに)と言う
swinging:揺らす
sucking:おしゃぶりを口で吸わせる
※接種したワクチンについて
ロタリックス(1.5ml)を最初に飲ませて、3つの筋肉注射(0.5ml)、B型肝炎ワクチン、ペンタセル(ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオ、Hibの5種混合)、プレベナー(を最後に)を90度の角度で大腿前方に23G、1.59cmの針でシニアのナーシングスタッフにより接種した
<結果>
ワクチンスケジュールを立てた286人が参加者としてスクリーニングされ、inclusion criteriaを満たした270人のうち、234名が参加に賛同し、うち230名がランダムに4グループに割り振られた(Fig.1)。各グループのデータはTable2に示されている。
・接種時のModified Riley Pain Score(合計0-9点)の時間経過にともなう変化:Fig.2
介入群はコントロール群に比べて有意に痛みの平均スコアが低く、さらに身体介入のみの群は蔗糖群にくらべて有意に低かった。
・接種後120秒間の全体にわたるModified Riley Pain Score(合計0-9点)の平均値:Table3
コントロール群で4.46、蔗糖群で3.95、身体的介入群で3.24、身体的介入&蔗糖群で3.61であった。
・時間経過にともなう泣いている乳児の割合:Fig.3
45秒,60秒,75秒,90秒および105秒の時点でコントロール群と蔗糖群とその他の2群とにおいて有意差がみられ、身体的介入グループと身体的介入&蔗糖のグループが最も低かった。これは痛みのスコアの結果と同様であった。
<結論>
2ヶ月児および4カ月児の定期のワクチン接種において、5S’sによる身体的介入により、立証された痛みスケールにおける痛みスコアの低下と泣いている時間の低下が認められた。
【開催日】
2012年9月5日
【文献名】
著者名:島崎謙治
文献タイトル:日本の医療 制度と政策
発行年:2011, 東京大学出版会
【要約】
序章 問題の所在と分析視角
(1)レーショニング問題
米国の「オレゴン・プラン」(※費用対効果を数値化し予算制約上一定のライン以上でなければ給付対象外とする州法)は医療のレーショニング(優先順位付け)問題に踏み込み波紋を呼んだ。多数者の尺度で少数者を排除するのは社会正義上問題がある一方、医療資源が無尽蔵でないという制限もある。日本においても医療技術の革新や高齢化の進展に伴い医療費の増加は不可避であるが、かつてのような経済成長は見込めない。
(2)日本の人口構造の変容と医療政策
老年従属人口は2005年30.5%(3.3人で1人を支える)、2030年 54.4%(1.8人で1人を支える)と急激に増加する。団塊の世代が2024年に後期高齢者となるからである。これに伴い多死社会が到来し2005年 108万人から2030年 160万人が死亡する。未婚の1人暮らし高齢者は2005年80万人から2030年 290万人となる。医療費は医療の進歩に伴い自然増があり、年率3%とすると2030年の国民医療費は78兆円(※2009年の国民医療費は36兆)。少子高齢化により経済成長立は引き下がり、年平均経済成長率が1%、医療費伸び率3%とすると、国民医療費のGDP比は2030年 12%程度となる(※2009年 10.6%)。
以上より、高齢化の進展や医療技術の革新に伴い医療費の増加は不可避である一方、高い経済成長は期待できない条件の中で、世代間公平に配慮しつつ財源確保を図り、労働力が減少する中で質・量ともに安定的に医療を供給しなければならない。
(3)医療政策の目標と選択
①医療の質、②アクセスの公平性、③コストが評価基準である。何を守り、何を攻めるか。日本の特徴としてa. 職域保険と地域保健の2階建てで国民皆保険を実現、b. ファイナンスは「公」、デリバリーは「私」中心、c. フリーアクセスの尊重、が揚げられる。これにはここに至る歴史がある。
歴史:
医制
1874年制定。西洋医学に基づく医学教育と医師開業免許制を樹立した(※それまで漢方医は免許にあたるものが必ずしも存在しなかった)。自由開業医制度はここで敷かれたことになる。
健康保険法と国民健康保険法
1914年の第1次世界大戦時に工場は飛躍的に発展し労働者数は急増した。こうした背景のもと、健康保険法は労働情勢が緊迫の度を強める中で労使協調・産業平和を目的とする労働政策立法としての性格を色濃く有していた。本来社会保険がなじみにくい農民などを対象とする旧国民健康保険法が1938年に制定されたのも、健保法が先立って制定されていたことが1つの要因になっている。日本医師会は健保法実施に当たり団体自由選択主義の採用を強く要望しており、行政当局としては制度を円滑に実施するために医師会の協力が必要であり、その意向を尊重したと考えられる。これはフリーアクセスの基礎がここで築かれたという意味で非常に重要である。旧国保法は組合を保険者とした強制力のない保険方式であったため機能しなかったが、1961年に市町村は原則として国保事業を実施することとなり国民皆保険が確立された。戦後となりようやく防貧施策を講じる準備が出来たこと、1956年当時の推計によると総人口の31.9%が保険未適用状態におかれており、これらのことから政治プロセスに国民皆保険が上った。
※強制加入制度は社会保険という性格上なじまない部分もあるが、逆選択の抑止という面では情報の非対称性の大きい医療ファイナンス面では優れている。反面、医療デリバリーは「私」中心、出来高払い、フリーアクセスのため逆選択が生じ得る状況と言える。
老人福祉法
国民皆保険達成後の1963年に制定されたため、医療から大幅に遅れて福祉が拡充してきた。福祉政策の立ち後れ、老人医療費無料化、医療機能分化の不徹底などが社会的入院と長い在院日数の原因と考えられる。
展望:
医療機関の機能分化と連携
欧米諸国に比べ日本の医療機関の機能分化は十分に進んでいない。医療機能の未分化(※ケアミックスなど、歴史としては戦後医療の量的拡大に重点がおかれたこと)、医療と介護・福祉の混合(※社会的入院など、歴史としては上述「老人福祉法」参照)、病院の外来部門と診療所の競合(※歴史としては日本の病院は診療所が大きくなったものが大半で法制的にも病院は診療所の一部と位置づけられていた)などがある。これらの結果、日本の病院は①数が多い、②平均在院日数が長い、③病床当たりの医師及び看護スタッフが少ない、などが生じている。労働節約的な病院環境は医療安全の面でも勤務者の「立ち去り型サボタージュ」の面でも妥当ではない。病院機能の分化・集約化を進め、一方で居住系サービスの整備が必要である。高齢化社会において複数の問題に対応し、居住系サービスへの医療にも対応し、よく訓練された結果ゲートキーピング機能を発揮することを期待できる、家庭医が必要となる。
※家庭医医療過疎地域で活躍し地域住民から高い評価を受けている実例として、島崎(2007)『医療等の供給体制の総合化・効率化に関する研究』(厚生労働科学研究補助金/政策科学推進事業 平成16-18年度総合研究方向書)より島崎(2007)「北海道更別村におけるプライマリ・ケアの実践とその効果評価」、及び中川貴史(2007)「公的有床診療所を運営維持していく必要性とその問題点-寿都町立寿都診療所の事例」が引用されている。
【開催日】
2012年8月29日
【文献名】
著者名:伊藤 守
文献タイトル: 第4章(p137-171)
雑誌名・書籍名: 「3分間コーチ」
発行年:2008年
【要約】
※実際の現場でのコミュニケーションのあり方とその内容に焦点をおいた「第4章」の共有と要約をこの場では行う。
※予備知識:ここでいう「コーチング」とは「目標達成に必要な知識、スキル、ツールが何であるかを棚卸しし、それをテーラーメイド(個別対応)で備えさせるプロセス」を指します。
<ビジョンを作る>
具体的には現場で行うことは「相手の「視点」を未来に向ける」ことを行います(主にある種の質問によって)。イメージ的には一枚のキャンパスに向かって自分と相手が並んで座って会話するような感じ。部下やスタッフの可能性を開くことは上司の仕事です。
<ビジョンは作り続ける>
基本的にイメージやビジョンは記憶できません。ビジョンは鮮明なときほど動きやすくなりますが、モチベーションやパフォーマンスが落ちているときはこれが不鮮明・混乱・消失しているときです。3分間コーチではビジョンメーキングをひとつのミッションにしています。方法は「会話・問いかけを通じて様々な可能性を思い描く過程で鮮明にしていく」です。ビジョンについて語り続けていないとすぐにみえづらくなります。コーチは常に少し先の未来を語り続けましょう。
<問いを共有する>
組織のコミュニケーションを活発にするにはどうしたらよいのでしょう?このことには、ただ「問う」のではなく、問いを共有することで初めてコミュニケーションは活発になります。上司や部下の間で問いが共有されていることで初めてコミュニケーションを始める動機が生まれます。問いが共有されていれば問いかけに対して「自分はどうすべきか」を知るためにコミュニケーションを交わす必要性がうまれるのです。3分間コーチではすでに問われているような問いにクローズアップすることを行います。この際、答えを強要してしまうと共有された問いは消失してしまうので注意しましょう。自由に考えることに意味があります。
<問いの共有が行動を起こす>
問われると部下は普段持たなかった視点を持ちます。問いとはほとんど未来に向けられたものであり、当然視点は未来にむき、より自立的、自発的な行動が促されます。「問い」には人を「わかったつもり」から行動へと移行させる力があります。
問いの共有のもうひとつの効能は自分の中に存在する非生産的な問いを追い出す働きです。非生産的な問いとは「大丈夫かな・・・?」「これでいいんだろうか・・・?」「ほんとうかな・・・?」といったものであり、これらの問いは別の問いを起こさない限りすぐに頭の中を占拠してしまいます。私たちは常に未来に向けた問いを投げかけ、共有し続けることが大事です。
<個人の目標を設定する>
私たちは常に自分に関心があります。様々な組織の輝かしいビジョンを見せられても、常にスタッフは「WIIFM What’s in it for me?(それで私はどうなるの?)」と考えています。コーチは「これをすることで、わたしが手にするものは何か?」を考えさせることが必要なのです。「皆さんは自分の周りのスタッフの「WIIFM」を知っていますか?」、互いの個人の目標を共有公開することもまたその達成に協力し合う環境を生むことになります。
<今いる場所を示す>
ビジョンを共有し、WIIFMを明確にし、目標も設定(共有)した。次にコーチが行うのは「フィードバック」と「フィードフォワード」です。
● フィードバック:「今の君は少し急ぎすぎているかな?」:
➢ ・・・結果に対して制御をきかせる
● フィードフォワード:「患者さんは私たちの医療にどの程度満足しているのだろうか?」:
➢ ・・・まだ起こっていないことに対して、制御をきかせる。
これらはスタッフが各自の目標に対して「今自分がいる場所」を知らせるのに有用であり、多くのスタッフはこれを求めています。自分が行っていることに対して、自分以外の視点を求めています。
<リソースを最大化する>
コーチングの目的は直接的には「部下の目標達成」にありますが、それだけではなく、その人の能力を引き出し、リソースを最大化することが大事です。リソースの棚卸し、強みの発見。リソースを発揮する環境とは、これらは全て3分間コーチのテーマとなりえます。
特にリソースとはその能力のみを引き出しても、それを発揮する場がなければ、その人は「有能」とはなり得ません。「場」とは人と人、全体との関係性そのものです。
つまりリソースを最大化するとは、①リソースにアクセするする手段を持ち、②リソースを表現する「場」(関係性)をもつこと、が必要とされます。よって②を活かすための能力、関係を築く能力もまた開発することが必要です。
【開催日】
2012年8月14日
【文献名】
著者名:JP Greving, FLJ Visseren, et al.
文献タイトル:Statin treatment for primary prevention of vascular disease: whom to treat? Cost-effectiveness analysis.
雑誌名・書籍名:BMJ
発行年:2011;342:d1672.
【要約】
<Objective>
To assess the cost-effectiveness of low dose statins for primary prevention of vascular disease, incorporating current prices, non-adherence (reduced clinical efficacy while maintaining healthcare costs), and the results of the recently published JUPITER trial.
<Design>
Cost-effectiveness analysis using a Markov model.(※1, and see fig1) Sensitivity analyses and Monte Carlo simulation evaluated the robustness of the results.
<Setting>
Primary care in The Netherlands.
Participants
Hypothetical populations of men and women aged 45 to 75 years without a history of vascular disease at different levels of risk for vascular disease (myocardial infarction and stroke) over 10 years.?
<Interventions>
Low dose statin treatment daily versus no treatment for 10 years.
Main outcome measures
Number of fatal and nonfatal vascular events prevented, quality-adjusted life-years (QALYs), costs, and incremental cost-effectiveness ratios over 10 years.
<Results>
Over a 10-year period, statin treatment cost??35 000 (£30 000, $49 000) per QALY gained for men aged 55 years with a 10-year vascular risk of 10%. The incremental cost-effectiveness ratio improved as risk for vascular disease increased. The cost per QALY ranged from approximately ?5000 to ?125 000 when the 10-year vascular risk for men aged 55 years was varied from 25% to 5%. The incremental cost-effectiveness ratio slightly decreased with age after the level of vascular risk was specified (see table2 and 3). Results were sensitive to the costs of statin treatment, statin effectiveness, non-adherence, disutility of taking medication daily, and the time horizon of the model(see table4).?
<Conclusions>
In daily practice, statin treatment seemed not to be cost-effective for primary prevention in populations at low risk of vascular disease, despite low costs of generic drug pills. Adherence to statin treatment needs to be improved to enhance the cost-effectiveness of the use of statins for primary prevention.
【考察とディスカッション】
In Jpanese guideline, absolute risks for cardiovascular events are estimated from Japanese original cohort study, NIPPONDATA80. From this data, even if a man is in the highest risk group, the risk of cardiovascular events is 5-10% (low risk group in this article).
The cost of statin in Japan is showed below.
Simvastatin 10mg (generic) \15,480 (≒ ?15.5)/year (Higher than the Netherlands)
Rosuvastatin 2.5mg \25,524 (≒ ?25.5)/year
Should we change our daily practice? If we should, how?
【開催日】
2012年8月22日
【文献名】
著者名:Julian C Archer, John Norcini, Helena A Davies
文献タイトル: Use of SPRAT for peer review of paediatricians in training
雑誌名・書籍名:BMJ VOLUME 330 1251-1253
発行年:28 MAY 2005
【この文献を選んだ背景】
On July 13, I joined the meeting named MEIS(Medical Education Interactive Seminar) in Kyoto University produced by Center for Medical Education. The topic was evaluation of postgraduate trainee in UK, and Dr. Julian who is a member of NIHR(National institute for health research) and the first author of this article have explained about the comprehensive evaluation in UK pediatrician program. Among many way of evaluations, there was a multisource feedback(= 360 degree feedback) called SPRAT. In the post-conference party, I’ve had a chance to talk with Dr. Julian about his work. And he’d told me that SPRAT was formulated for GP as well and used for revalidation system. And, if needed, he can help us to study its validity in Japanese GP context.
I hit upon using this tool for assessment in our residency. So, I would like to show the article about the first study of SPRAT in UK.
【要約】
<Background and Objectives>
To determine whether a multisource feedback questionnaire, SPRAT (Sheffield peer review assessment tool), is a feasible and reliable assessment method to inform the record of in-training assessment for paediatric senior house officers and specialist registrars.
<Methods>
Trainees’ clinical performance was evaluated using SPRAT sent to clinical colleagues of their choosing. Responses were analysed to determine variables that affected ratings and their measurement characteristics.
<Results>
20 middle grades and 92 senior house officers were assessed using SPRAT to inform their record of in-training assessment; 921/1120 (82%) of their proposed raters completed a SPRAT form. As a group, specialist registrars (mean 5.22, SD 0.34) scored significantly higher (t = ? 4.765) than did senior house officers (mean 4.81, SD 0.35) (P < 0.001). The grade of the doctor accounted for 7.6% of the variation in the mean ratings. The hierarchical regression showed that only 3.4% of the variation in the means could be additionally attributed to three main factors (occupation of rater, length of working relationship, and environment in which the relationship took place) when the doctor's grade was controlled for (significant F change < 0.001). 93 (83%) of the doctors in this study would have needed only four raters to achieve a reliable score if the intent was to determine if they were satisfactory. The mean time taken to complete the questionnaire by a rater was six minutes. Just over an hour of administrative time is needed for each
doctor.
<Conclusions>
SPRAT seems to be a valid way of assessing large numbers of doctors to support quality assurance procedures for training programmes. The feedback from SPRAT can also be used to inform personal development planning and focus quality improvements.
【開催日】
2012年8月1日
【文献名】
著者名:Nicholas A. Christakis, Paul D. Allison.
文献タイトル:Mortality after the Hospitalization of a Spouse.
雑誌名・書籍名: N Engl J Med
発行年:354;719-30, 2006.
【要約】
<Background>
The illness of a spouse can affect the health of a caregiving partner. We examined the association between the hospitalization of a spouse and a partner’s risk of death among elderly people.
<Methods>
We studied 518,240 couples who were enrolled in Medicare in 1993. We used Cox regression analysis and fixed-effects (case?time?control) methods to assess hospitalizations and deaths during nine years of
follow-up.
<Results>
Overall, 383,480 husbands (74 percent) and 347,269 wives (67 percent) were hospitalized at least once, and 252,557 husbands (49 percent) and 156,004 wives (30 percent) died. Mortality after the hospitalization of a spouse varied according to the spouse’s diagnosis. Among men, 6.4 percent died within a year after a spouse’s hospitalization for colon cancer, 6.9 percent after a spouse’s hospitalization for stroke,7.5 percent after a spouse’s hospitalization for psychiatric disease, and 8.6 percent after a spouse’s hospitalization for dementia. Among women, 3.0 percent died within a year after a spouse’s hospitalization for colon cancer, 3.7 percent after a spouse’s hospitalization for stroke, 5.7 percent after a spouse’s hospitalization for psychiatric
disease, and 5.0 percent after a spouse’s hospitalization for dementia. After adjustment for measured covariates, the risk of death for men was not significantly higher after a spouse’s hospitalization for colon cancer (hazard ratio, 1.02; 95 percent confidence interval, 0.95 to 1.09) but was higher after hospitalization for stroke(hazard ratio, 1.06; 95 percent confidence interval, 1.03 to 1.09), congestive heart failure (hazard ratio, 1.12; 95 percent confidence interval, 1.07 to 1.16), hip fracture(hazard ratio, 1.15; 95 percent confidence interval, 1.11 to 1.18), psychiatric disease(hazard ratio, 1.19; 95 percent confidence interval, 1.12 to 1.26), or dementia (hazardratio, 1.22; 95 percent confidence interval, 1.12 to 1.32). For women, the various risks of death after a spouse’s hospitalization were similar. Overall, for men, the risk of death associated with a spouse’s hospitalization was 22 percent of that associated with a spouse’s death (95 percent confidence interval, 17 to 27 percent); for women, the risk was 16 percent of that associated with death (95 percent confidence interval, 8 to 24 percent).
<Conclusions>
Among elderly people hospitalization of a spouse is associated with an increased risk of death, and the effect of the illness of a spouse varies among diagnoses. Such interpersonal health effects have clinical and policy implications for the care of patients and their families.
【開催日】
2012年8月15日
【文献名】
著者名:The UCAS Japan Investigators.
文献タイトル:The Natural Course of Unruptured Cerebral Aneurysms in a Japanese Cohort.
雑誌名・書籍名:N Engl J Med
発行年:2012; 366:2474-2482
【要約】
<BACKGROUND>
The natural history of unruptured cerebral aneurysms has not been clearly defined.
<METHODS>
From January 2001 through April 2004, we enrolled patients with newly identified, unruptured cerebral aneurysms in Japan. Information on the rupture of aneurysms, deaths, and the results of periodic follow-up examinations were recorded. We included 5720 patients 20 years of age or older (mean age, 62.5 years; 68% women) who had saccular aneurysms that were 3 mm or more in the largest dimension and who initially presented with no more than a slight disability.
<RESULTS>
Of the 6697 aneurysms studied, 91% were discovered incidentally. Most aneurysms were in the middle cerebral arteries (36%) and the internal carotid arteries (34%). The mean (±SD) size of the aneurysms was 5.7±3.6 mm. During a follow-up period that included 11,660 aneurysm-years, ruptures were documented in 111 patients, with an annual rate of rupture of 0.95% (95% confidence interval [CI], 0.79 to 1.15). The risk of rupture increased with increasing size of the aneurysm. With aneurysms that were 3 to 4 mm in size as the reference, the hazard ratios for size categories were as follows: 5 to 6 mm, 1.13 (95% CI, 0.58 to 2.22); 7 to 9 mm, 3.35 (95% CI, 1.87 to 6.00); 10 to 24 mm, 9.09 (95% CI, 5.25 to 15.74); and 25 mm or larger, 76.26 (95% CI, 32.76 to 177.54). As compared with aneurysms in the middle cerebral arteries, those in the posterior and anterior communicating arteries were more likely to rupture (hazard ratio, 1.90 [95% CI, 1.12 to 3.21] and 2.02 [95% CI, 1.13 to 3.58], respectively). Aneurysms with a daughter sac (an irregular protrusion of the wall of the aneurysm) were also more likely to rupture (hazard ratio, 1.63; 95% CI, 1.08 to 2.48).
<CONCLUSIONS>
This study showed that the natural course of unruptured cerebral aneurysms varies according to the size, location, and shape of the aneurysm.
【開催日】
2012年8月8日