こんにちは後期研修医3年目の村井です
5月7日8日に札幌の栄町ファミリークリニックでFaMReFがありました。今回はその報告をしようと思います。
FaMReFは各地に散らばっているレジデントが3か月に1回集まり各地での学びを共有して深める企画です。今年から外部公開にもなっており、今回は医学生さんや外部後期研修医の参加もあって盛況のうち幕を閉じました。
初日のスケジュールは
① 家庭医療的学び
② 家庭医療レクチャ-
③ 症例からの学び
④ 飲み会
2日目のスケジュールは
① Show case ポートフォリオ
② ビデオレビュー
それぞれ症例ベースの学びが事が多く、実践に役立つようなパールが満載でした。似たような経験があっても別の視点からの学びがありとても勉強になります。
2日目のスケジュールにある、ビデオレビューについて少し話そうと思います。
ビデオレビューは実際の外来をビデオで撮影(もちろん患者さんに同意を取って)し、後にレジデントと指導医で振り返るというものです。自分の外来の姿をビデオで見るのは恥ずかしくもある一方で、患者さんだけでなく自分自身も客観的に見る事ができるのでとても良い学びの機会になります。HCFMではビデオレビュー振り返りシートがありそれに沿って振り返るので皆のフィードバックが適切かつ建設的です。
今回は相槌の仕方、アジェンダ部分のillness聴取、マネジメントの優先順位などの学びがありました。自分も日々外来で出来ていないなぁと思いながら学びを深めることができました。
次回のFaMReFは8月20日21日に上川で開催されます。