コムニ学習会「脱水」

北海道家庭医療学センターフェロー1年目の中村琢弥です。

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2012年7月19 日に診療所の近隣老健施設にて看護師、介護職員向けに「脱水症」についてのレクチャーを行いましたので、その報告を行います。

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私がフェローとしてこの更別村国民健康保険診療所に勤務し始めて早3ヶ月、様々な活動を展開しておりましたが、いよいよ外部の方に向けて医療活動を行う機会に恵まれました。

元々私は前任地でもこのような市民向け、職員向けの学習会を数多くこなしており、その中で自分を磨いてきたい経緯がありましたので、今回の学習会の依頼は本当に私自身待望のものでした。

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舞台は近隣の老健施設であり、この間約2ヶ月に1回のペースで定期開催されていた学習会を今年度も行いたいとのことで話しをいただき、今年度の第1弾として本学習会を行うこととなりました。

相手は同施設の介護職員、看護職員を中心にさらに外部からのこらられるとのこと、幅広い聴衆を想定しての準備が必要とされましたので、その準備にはとても気を遣いました。

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本番では約30名以上の方が参加いただきました。年代も職種も非常に多彩な中で、合計6つのグループに分かれていただき、簡単なアイスブレークを織り交ぜつつ、WS形式にて「脱水症」についての理解を深めてもらう時間としました。

特に学びの焦点を「高齢者」の脱水症に絞り、想定された対象の方の疑問に答えられるような中身とWSの中で生まれた意見に対して、講師として対話するスタイルを意識して進めていきました。

このあたりはこれまで培った能力が非常に発揮されたところでした。

予定していた90分の時間にてほぼ終了することができました。感想文からも好評の声をいただきました。

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Next Stepとしては私自身が口頭でも述べていた内容にも学びを深める言葉が多くあったとのFeedbackをいただき、それをメモしていただくには各グループに机を用意していなかったなど、環境設定面での反省が残りましたので、今後はさらにこの面には力を注ぎたいと思います。

しかし、それでもこのHCFMに就職しての第一弾の対外的講演会としてはまずまずの手応えだったため、今後もこのような場をこなしてさらにブラッシュアップしていきたいです。

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今回は以上です。