全日本ママチャリ8時間耐久レース&On-site FaMReF
後期研修医一年目の神廣です。
札幌の栄町ファミリークリニックで研修しています。
北海道家庭医療学センターには北海道内に6つのサイトがあり、各サイト間の交流や勉強会も盛んに行っています。
今年の夏、郡部サイトの一つである更別村で、全日本ママチャリ8時間耐久レース、そして、On-site FaMReFが開催されました。
全日本ママチャリ8時間耐久レースは、更別村の十勝スピードウェイで行われる毎年恒例のイベントで、北海道家庭医療学センターの職員も毎年参加しています。
10人1チームで一周5.1kmのコースを交代しながらママチャリで疾走します。全国から総勢222チームが集まりました。
スピード自慢のチームもあれば、パフォーマンスで楽しませてくれるチームもあり・・・われわれのチームは、楽んだもの勝ち!をスローガンに取り組みました。普段は運動不足のわたしにとっては一周するだけでもかなり堪えましたが、8時間をチームで完走しきったときの達成感は何とも言えませんでした。来年もぜひ参加したいです!
On-site FaMReFとは、年に4回、普段別々のサイトで研修している後期研修医が一堂に会する学びの場であり、日頃の家庭医療の実践を報告し、その実践に対して指導医や同僚からフィードバックを受けながら学びを深めていきます。
更別村国民健康保険診療所で開催された今回のOn-site FaMReFでは、研修医ひとりひとりの研修状況や印象深い症例の振り返り、症例から疾患を深く学んだケースのプレゼンテーション、そして、草場理事長による患者中心の医療の方法に関するワークショップ・・・と盛りだくさんの内容でした。
このような濃い学びに加えて、On-siteでのもう一つの醍醐味は、同期・先輩・指導医との語らいです。グラス片手に近況報告、進路相談、プライベートのお悩み相談などなど・・・こちらも濃い時間でした。
家庭医療という、まだまだ専門医の少ない分野ですが、こうやって仲間と研修できることのありがたさを再確認した、On-site FaMReFでした。