H26年度 第2回on site FaMReF in札幌終了! 2014.08.23
S2の名越です。
遅くなってしまいましたが、8月23日に行われました、HCFMのレジデント勉強会のOn-site FaMReF@札幌について報告させていただきます。
今年第2回目のFaMReFは札幌での開催でした。
いつもは土曜日の午後~日曜午前の2日にわたっての開催でしたが、今回は土曜日午前から開始で1日完結型でした。
★家庭医療学的振り返り 講師:中島先生、松田先生
S1の佐治先生、S3の今江先生とともに僕も発表させていただきました。
現在外部の病棟研修中なのですが、その中で経験した家族カンファ、他職種カンファ、退院前カンファを行い、かかりつけ医によって在宅看取りとなった事例についての報告と振り返りを行いました。
病棟研修で疾患面の勉強にどちらかというと比重をおいていますが、病棟でも家庭医的な視点で取り組めました。
院内でもアドバイスをいただきましたが、HCFMの指導医の先生方からもアドバイスをいただき非常に貴重な時間でした。
★指導医レクチャー「終末期」 講師:榎原先生
終末期についてのレクチャー&ディスカッションでした。
Bad news tellingやグリーフケアについてなど、基本的な内容の確認から、実際にレジデントがどのように関わっているのかを知ることが出来て良かったです。
終末期のケアには「これが正解」というものが必ずしもあるわけではないです。だから、みんなと面と向かってディスカッションする場は非常に貴重でした。
★レジデントレクチャー
S1 佐野先生「ライフスキル」
S2 川合先生「皮膚所見」
S3 神廣先生「家庭医療の数字」
レジデントレクチャーはそれぞれ現在研修中のサイトで学んだことや、1ヶ月の選択研修での学びの共有でした。
佐野先生は寿都の学校で行った性教育の取り組みについて。
川合先生は1ヶ月の皮膚科研修の報告と皮膚所見のレクチャー
神廣先生は1ヶ月の外部クリニック研修の報告と家庭医療に関係する日本の統計や経済などに関する「数字」のレクチャーでした。
普段別々のサイトで研修していますし、それぞれ多種多様な研修となっているので、こういった学びの共有の場でのブラッシュアップは貴重な機会です。
★指導医レクチャー「キャリア形成」 講師:松井先生
最後は松井先生からキャリア形成についてのレクチャーでした。
松井先生のこれまでのキャリアについて、学生時代から初期研修、後期研修、フェロー、そして現在に至るまでの活動やどこが大きなターニングポイントだったかの振り返りから、具体的にどのように考えていったかなど、非常に深い話でした。
ふと、自分のこれまでを振り返ってみましたが、今HCFMにいる一番の大きなターニングポイントは2年生の時家庭医療学夏期セミナーに参加して、自分のやりたい医療はこれだ!と思ったことと、HCFMの先生方に出会ったことでした。
レクチャー後は会場でゲスト見学者の方も交えて懇親会でした。
次回は11/15~16を予定しています。(また1日完結になるかもしれません)
詳細につきましては近くなりましたらFacebook上でお知らせします。
長文になりましたが以上で報告を終わります。