【F1】教育(基礎)『lerner with difficulty(長先生)』2020.11.26(白水)
<内容>
「困難」な学習者とは・・・責任者が介入を要する影響のある問題を持つ学習者んことである。
「困難な学習者」は問題には認知面、情緒面、構造面、人間関係面など様々な要因により従来のパフォーマンスよりも著しく低いパフォーマンスしか発揮できない。
そのような学習者を見つけた場合には何が問題か(認知、態度、技術)、誰が問題か(教育者、学習者、システム)の問題か分析する。そして、問題点に優先順位をつけ、介入すべき問題から介入していく必要がある。
*介入のポイント
①どの問題に対応しようとしているのか?
②利用可能な介入の選択肢は?
③誰が介入に関わるのか?
④どのような時間の流れで介入を行うか?
⑤介入をどのように評価するか?
⑥介入をどのように記録するか?
⑦患者、学習者の安全をどのように保障するか?
<学び>
まず、困難な学習者に出会った時大事なことは「困難」であることに気づくことが大切だと思った。
学習者を教育者側が困難だと認識すること、学習者が自身を困難だと認識すること、そのすり合わせをしていくことで共通の理解基盤に立って、お互いにより良いパフォーマンスを発揮できる土台づくりができる。
<一言>
困難な学習者に出会った際もlearner-center method of medical educationの基本に立ち返って、一つ一つ丁寧に実践していく必要がある。